こんにちは!中国輸入の挑戦で疲れ気味のチュウ子ママです🙂笑
先日たまたま高校時代の恩師(とても気が合う英語の先生・日本人🙋♂️)と久々に話をすることがありました。
先生の声を聞いていると、何も知らなかった高校時代を思い出して懐かしい気持ちになりました😂💕
今は女子校で英語教師をしており、教材としてジェンダー問題を考えられるようなものを扱っているとのこと。
チュウ子ママもよかったら読んでみてよ、と言われた書籍がこちらの2冊。
早速図書館で予約して(本屋に行け笑)読みました。
特に結論がある話ではないのですが、感じたことを書きたいと思います。
※書いているうちに熱くなって結構なボリュームになりました🤣
こういう本は避けてきた
実は、こういう女性の権利本?はなんとなく避けて生きてきたんですよね🤔
なんとなく感じている理不尽さ、納得できないことに気付かされて、自分の無力さに憤ってしまいそうなのが嫌で…💦
最近で言うと、2019年の東大入学式祝辞(上野千鶴子氏)。これは話題になりましたね!
私は当時なにかの記事で全文見て、「もっとこの問題について知りたい!これはみんなに知って欲しい問題!」と思うと同時に、「これ以上知りたくない、聞きたくない」という苦しい気持ちになったことを覚えています。(めっちゃ矛盾…)
でも、娘が生まれた今、娘にも関係してくるジェンダーの問題について前向きに勉強しても良いかなという気持ちになり、先生に勧められた本を読んでみたのです🤗
本を読んで変わったこと
細かい感想話はするつもりはないのですが(一応FIREブログなんで笑)、この本を読んで私の考えが「変わった」と思うところ、印象に残ったところをピックアップします。
もともとの私のジェンダー、フェミニズムへの考えはこんなかんじです。
・社会は男女平等を目指すべきだ💪
・個人的には女だから損したこと、ひどい扱いを受けたことはあまりない
・ジェンダーの問題は、「弱いものいじめ」の一種だと思っている
・でも生物学的(肉体的)に得意不得意があるし、役割分担と男女平等の共存って難しいよな🤔
・出産子育てがあるからもう仕方ないことな気もする👶
・フェミニズムって何を指すのかよくわからない
・あんまりジェンダージェンダー言うと疎ましがられるんだよな😅
不平等を見事に自然に受け入れさせられている
これまで、ジェンダー(男女平等)への意識は強い方だと思っていました。
と言って具体的になにかをするでもないのですが、女性権利物の映画とか好きで良く観るし、自分が女性だからといってなにかを諦めるようなことはせず生きてきました。
父も「"女だから"、"男のくせに"とかは言ったらあかんで。」とよく言っていたし、姉もなにかつにけて「これは男女差別や!!」と言い立てる人なので笑
私は環境に恵まれたお陰で、女性だから不当な扱いを受けたり、損したと感じることは個人的にはほとんどありませんでした。
※高校から英語系で女性社会、旅行会社も女性社会、公務員は男女格差がほとんどない
でも、今回気付いたことは、気付かないうちに不平等を受け入れさせられていたということ。
賃金格差とか、「お嫁に行く」みたいな表現とか、そういうのはわかりやすくて問題視されやすいジェンダー問題ですが、例えば、
・ひとり暮らし用のアパートを探すとき、「2階以上」を条件に入れる。
・2名掛けの電車の席で女性の横の空席を探す。
・身なりを整えるのに、男性以上に時間とお金がかかる。
なんだか当然だと思っていて、嫌だなとかおかしいなとか一切感じていなかったことすら、声を上げても良い問題なのだと知りました。
なんなら「お化粧楽しめるから女子でよかった~💕」とすら考えていました🤣
フェミニズムって、男女平等をここまで(女性が当然だと思って受け入れているレベルの小さな違和感)考えるんだ!と知りました😲
確かに言われてみれば、男性はひとり暮らしをするときに何も考えず1階に住めるんですよね(泥棒とかは考えるだろけど命の危険は考えないでしょう)。
それって羨ましいけど、まあ女性にとってもそんなに大きい問題ではない(2階以上なら住めるからね)気がする…と思うのですが🤔
そう、その感覚こそ、男性の既得権益で溢れているこの社会(政治)に巧みに操作されているというのです。
・いや、でも生物学的に女性の方が弱いから、人類が進化して同じ強さになるくらいじゃないとどうにもならないんじゃ…
・あ、でもこういうことを最新技術が解決してくれるのかも...AI搭載防犯ブザーのなんかすごいやつとかw
そんなことも考えつつ、結論は出ず…。
投資にも影響するジェンダー
私がイチオシしているクローズド案件があります。
現在全国でリアルセミナー開催中🙂
基本的にオンラインセミナーにご参加いただく形で紹介しているのですが、リアルセミナーの方が質が良いのでリアルセミナーにご案内することもあります。
ご案内するからには自分も参加せねば、と考えているのですが、実はインターネットで知り合った人とリアルで会うのは怖い気持ちもあります。
私の世代は、思春期のころに出会い系サイトが問題視され始めたため、「ネットで知り合った人に直接会うこと=超危険・やっちゃダメ」という感覚が拭えずにいます。
この本を読む前なら何も感じなかったと思うのですが、
「あ、男性ならこんなことで怯えずに生きていけるんだ」
と思いました。
こういうちょっとした男女の違いで、男女格差なんてなさそうな投資アフィリエイターも、実は賃金格差(報酬格差?)があるのではないでしょうか。
もちろん、逆もまた然り。
こちらから話が聞きたいと思っても、相手が男性で、2人で会いましょうと言われたら、女性なら警戒しますよね。
特にこれからの時代、女性も男性と同じように働いたり、投資の機会に恵まれていく中、女性だけが怯えて生きなければならない社会のままだと、人生トータルで見ると、強烈なハンデではないでしょうか。
なんだか誤解されそうな内容が続いていますが、男性がズルイとか、悪いとか言うつもりは一切ありません!!
個人的なことは政治的なこと
これはすごく印象に残った言葉。
個人的なことは政治的なこと
1960年代以降のアメリカにおける学生運動および第2波フェミニズム運動におけるスローガンで、個人的な経験とそれより大きな社会および政治構造との関係を明らかにしようとする言葉である。 ウィキペディア
個人が、例えば家庭内や職場で、「モヤッとする」「なんか苦しい」と感じることは、実は社会の問題、政治の問題だという考えです。
この言葉を知ってから、ちょっとした日常の「友達に愚痴りたいと思ったこと」は個人の問題ではなく、社会の問題、政治の問題なのではないかと考えるようになりました。
「夫が、お出かけの日の朝に、家事も子供の用意もせず自分の用意だけして、出発直前になってトイレ(長い)に行き、妻と子を待たせた挙げ句、"俺の財布持った?"などと発言する」
これは我が家だけの話かと思っていました。
でも、調べてみると、全く同じことを言っているママたちがたくさんいました😲笑笑
あーなるほど、これは夫の個人の問題(個人の性質や能力の問題)ではないのか。じゃあどうやったら解決するのかな。と考えられるようになりました。
個人的なことは政治(社会)的なこと。
家事や子育ては女性がするという仕組みが根強い政治・社会。
女性は誰かのサポート役に徹するという政治・社会。
これらが変わっていけば、世の夫たちの出かける間際の行動もきっと変わっていくと思うのです。
そして、早くそういう時代になるためには、気付いた人が正しく声を上げていく必要があるのだと感じました。
でもとりあえず夫の行動を直したい。笑
ここで、上野千鶴子先生は、「夫に言い続けろ」と言っていました。
たいていの女性の場合は、友達に愚痴ったり、SNSで愚痴ったりして、その腹立つ気持ちを共感し合えれば怒りが少し和らいで、永遠に我慢し続けます。
でも、それではなんの解決にもならない。
愚痴っている方が楽だけど、問題を解決するため、夫と一緒に幸せに暮らしていくために本人に言い続けろ、と。
たしかーに!!
めげずに言い続けようと思います😅
マッチョならどうか?
これは私がこれから「モヤッと」したときに、自問しようと思うフレーズです。
なにか違和感を感じたとき、これまでなら無視していた小さな違和感「モヤッと」を感じたとき、「自分がマッチョでも同じことになったかな?」と考えてみようと思うのです。
マッチョ→男性に置き換えても良いと思うのですが、マッチョの方が考えやすいかなと思って🙂
例えば、娘が0歳のとき、スーパーで買い物していたときに、ベビーカーで通路を塞ぎ気味になっていたことがあるんです。
怖い顔したおじーちゃんが、「チッ!」と吐き捨てて横を通っていきました。
ああ、塞いじゃってた、すみません。と思うと同時にこんな思考になりました。
・「通ります」と声を掛けてくれたらよかったのに。
・スーパーのカートと同じ幅なんだが。
・それにしても舌打ちせんで良くない?
・ベビーカーに厳しい社会だな。
・あ、違う。同じ状況でベビーカー押してるのがマッチョだったら?
・これはベビーカーに向けられた悪意ではない。私が女だから舌打ちしたんだわ。(💢)
この「マッチョだったら」を考えることで、本当の問題点が見えてきます。
「ベビーカーに厳しい社会」は、まあ確かに幅取るし、まごつくし、わからんでもないと思っちゃうんですが、こんな風に考えてみると、ベビーカー問題ってジェンダー問題なんじゃないでしょうか。
男女平等意識が強い人は、なんでもかんでもジェンダージェンダー言う、と思われがちですが(私もそう思っていた)、もしかしたらフェミニズムが言うとおり、この社会のほとんどの問題がジェンダー的な問題に繋がるのではないだろうか。
そんな風に思うようになりました。(本に影響受けすぎ?🤔)
そうそう。でも女性の私ですら、そういう感覚(同じ行動をしても男性なら感じないことを女性に感じる)があるんですよね。
これがまた1つの大きなジェンダーの問題😐
例えば、女性で仕事バリバリやってる人が独身だったら、キャリアへの憧れの気持ちと、「やっぱり仕事頑張ったら結婚難しいのか」という感情が湧きます‥すみません😭
男性なら多分、単にカッコイイって思うだけなのに。
映画『プラダを着た悪魔』でもそんな描写がありました(大好きな映画💕)
ミランダのこと、みんな冷酷だとか無茶苦茶だとか言うけど、ミランダが男だったら?称賛されるだけですよね。
そんなことをアンディーが最後の方で言ってました←すみませんちゃんと再確認してない。
個人に根付くジェンダー意識も根強い、、!
他にもたくさん
問題が複雑で自分の中で消化できていないこともあり、他にもたくさん感じたことはあるのですが上手くまとめられない😅
とにかく、社会の見方が変わる本でした📖
よかったらこの2冊、読んでみてください🙂(丸投げ笑)
あと、男女平等の活動で有名なエマ・ワトソン(ハリーポッターのハーマイオニー)が素敵すぎるので、これも貼っておきます。(唐突笑)
最後に
FIREブログらしからぬ話題について長々と語ってしまいました🤣
驚くほどスピーディーに技術革新が進んでいる世界。
こうしたジェンダー問題も、最新テクノロジーが解決してくれる世の中も近いかも知れません。
介護や障害の分野では、ほんの10年前では考えられなかったような最新技術で人々の生活が快適になっています。
娘が大きくなるころには状況は変わっているに違いない。
この社会を良くするために、今の自分にできることは何か?考え続けて、貢献していきたいと思います🤗
P.S
こういう話もできる投資コミュニティー作りたい。