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【元公務員が解説】生活保護申請することになったときの最強技。

こんにちは!チュウ子ママです🤗

先日、プレジデントのLINE配信でこのような記事がありました😲💦

生活保護の申請ができなくて、クリニックに放火したという事件です。

83円を引き出し残高はゼロに…生活保護を2度断られた男は、そしてクリニックに火を放った 社会から孤立した生活困窮者たちはどこに行くのか | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

 

投資や事業、ギャンブル(仮想通貨笑)をするにあたり、誰もが万が一お金が全部無くなったら…?と考えますよね。

まぁそんな全部なくなるほどリスクを取っちゃダメだと思うんですけどね😅

そして、多くの著名人たちは口をそろえて、

日本には生活保護があるから

ということを言い、リスクを取れ!と促します。

 

私が好きな両学長(YouTubeリベラルアーツ大学)やひろゆきひろゆきさんは特別好きではないが言っていることは共感できる)も、

最悪、生活保護を受ければ良いから、ということを何度も言ってはります。

 

一方で、生活保護が申請できなかった、という事件は

この報道に限らず、また、全く珍しいことではなく、実は頻繁に起こっています

 

そう聞くと、万が一どうしよう!?って不安になりますよね😱😱

もちろん、この記事を読んでくださっている方が生活保護を申請する…いや、頭をよぎることすらして欲しくないとは思うのですが

万が一があるのが人生。

知っておいて損はないと思うので、もし生活保護を申請するようなことがあれば(もしくは周りでそういう人がいれば)こうすると良いよというアドバイスをまとめさせていただきました。

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※チュウ子ママについて😊

このブログでは何度も書いていますが、元公務員で生活保護担当(ケースワーカー)を2つの自治体で経験しています💪✨

この記事が役に立つことはないことを願いますが、リスクを取りに行く安心材料のひとつになれば幸いです🙌💕

 

生活保護とは

資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する方に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長する制度です。 (支給される保護費は、地域や世帯の状況によって異なります。)(厚生労働省HP)

知らない方は少ないと思いますが、日本の貧困の最後のセーフティーネットと言われる公的扶助(役所が援助すること)です😊

もっと簡単に言うと、

お金も活用できる資産(不動産とか車とか)もなくて、働けなくて、家族とかにも助けてもらえない困窮した人は、収入が最低生活費(地域によって異なる)を下回る場合、その足りない分だけ生活費を公費で出してもらう

という制度です。

困窮した理由は不問

生活保護は、困窮に至った原因を追及するものではありません。

もちろん申請時に話す必要はありますが、自己責任だから保護却下される、というようなことはありません

もう、そのとき(申請時点で)困窮していたら、理由がギャンブルだろうが、もっと切実な理由だろうが、お金あげます!っていうことです😊

申請はいつでも誰でも可能

これは、めっちゃ大切なことです。

生活保護の申請は、いつでも、誰でも可能なんです😲!!

これを知っていると知らないとで変わってくるのでもう一度。

生活保護の申請は、いつでも、誰でも可能!!

ということで、あなたが今すぐ申請に行くこともできます。

ですが、一定の基準をクリアしていないと生活保護開始決定にはならず、却下されます😅

福祉事務所の業務が無駄に増えるだけなので意味のない申請はやめましょう。(誰がするねん笑)

 

なぜ申請できない人がいるのか

さて、本題に入っていきます。

なぜ、誰でも申請できる生活保護なのに、申請できなかったなんてことが起こるのでしょうか🤔

福祉事務所は手一杯で受理したくない

これ言っちゃったら日本のセーフティーネット終わりじゃんってなるんですが、ぶっちゃけこの一言に尽きます。

福祉事務所はもう今抱えている生活保護世帯への対応で忙しすぎて、これ以上生活保護受給者を増やしたくないんです。

国の予算が…とかそんなことまでは考えていません。

とにかく目の前の仕事が忙しすぎて、保護申請されたら業務が増えるので、できるだけ申請させないように誘導しているのです。

あかんやろそれ!!

あかんのですが、福祉事務所って本当大変なんです😭😭

多忙と生活保護受給者とのいざこざなどで職員が精神的に追い込まれて病気になることなんてしょっちゅう。

そうなると他のメンバーに仕事が割り振られ、さらに悪い循環に。

面接員が申請を受け付けないようにする気持ちもわかります。

全部が全部そうじゃない

私がいた自治体2カ所では、そのような対応はなく、全員に丁寧に対応していました(面接員とケースワーカーは別なので私は申請受理業務はしていない)。

ただ、そういう水際作戦をしている福祉事務所もたくさんあるという話はみんな知っているところでした。

でも、働けるのに働かなかったり、お金を持っているのに不正受給をしようとしたり、そういう人が一部いるのは事実なので、何でもかんでもホイホイ生活保護にしていたらそれはそれで問題なのです…!

なので福祉事務所だけが悪いわけではないのです~💦

ちなみに余談ですが、(これは私の推測ですが、)比較的大きい自治体(政令市)は、きちんと対応してもらえることが多いと思います…🤔

じゃあどうすれば良いのか?

さて、では申請できずに泣き寝入りしないためにはどうすれば良いのか?🤔

いつ何時役に立つかわかりませんので、なんとなく覚えておいて損はないですよ!笑

 

1.申請は誰でもできると知っておく

先ほど書いたように、申請は誰でもいつでもできます!これ大事👌

これは法律で決まっており、国も各福祉事務所に、申請できないと思わせるような発言をしてはいけない、と指導しています。

例えば自宅で動けなかったとしても、訪問してもらって申請書を書けばOKです😲

そして、よく言われる「住所がなければ申請できない」は半分正解半分誤りです。

詳しくは書きませんが、住所がなくても(ホームレス、家出少女など)申請できますのでご安心ください🤗

 

あ、でも申請しても却下されるレベルの困窮具合だと、申請前に断られるのが一般的です。

そこは面接員の指示に従い、「手持ち金が3万円切ったら申請に来てください」とか言われるのでそのとおりに進めていきましょう。

2.社会協議福祉会などに相談する

三者機関に相談しておいて、そちらからも福祉事務所に事前に連絡を入れてもらうようにすれば比較的スムーズに申請が進む場合が多いです👌

地域に必ず社会福祉協議会等の相談窓口がありますので、ひとりで役所に行く前に相談してみましょう😊✨

3.権力者同伴(最強手段)

これが最強という手段をお伝えします。

議員さんとか弁護士さんと一緒に相談に行くことです。

本当これもう最強です。絶対申請できます。

最強は議員さん同伴、または議員さんがバックにいるよ、ということを匂わせることです👆

福祉事務所職員は議員が大嫌いですから😊笑

 

具体的には、地域の議員事務所に相談に行く(共産党とか)、名刺をもらう(福祉事務所に出す)、

弁護士さんなどは、そういう貧困層に無料で支援をしている弁護士さんなんかがいるので、そういう人にお願いする

と言った具合です。

もうこれでバッチリ、「議員アリ要注意」ということで丁寧な対応をしてもらえます😉💕(これ書いていいのかな😅笑)

最後に

とにかく申請できますよ~ということを書いてきましたが、もちろん、生活保護を必要としていない人が申請することはやってはいけません!😲

あくまでこの記事は、投資や事業でリスクを取りたいけれど最悪生活保護になったらどういうかんじでやってったらいいんだろう?という人の安心材料のための記事です🙌

そして、万が一のことがあれば議員さんを連れて相談にGOです。

これさえ覚えていれば大丈夫です🤗✨

でも、こんなことにならないよう適正なリスクを取って投資なり事業なりやっていくようにしましょうね😊笑